薄毛に悩む方なら誰でも気になる育毛剤ですが、いったいどんな成分が育毛に効果があるのか？と疑問に思いますよね。そして効果も気になるけど、副作用は？そんな疑問を解消！
育毛に必要な成分
育毛効果が医学的にも認められている成分には医薬品に分類されるものから、天然成分まで幅広く存在しています。頭皮の血行を良くする成分から男性ホルモンの働きを抑制する成分まで色々ありますが、代表的な物を紹介します。
ミノキシジル
この薬は医学的にも効果が認められた成分です。ミノキシジルには血管を拡張する作用があり、頭皮の毛細血管を広げる事で髪の毛に十分な栄養と酸素を送り込み育毛効果が現れます。ただ血管を拡張させるという事は、低血圧や多毛症という副作用が現れます。心臓にも負担が掛かる恐れがありますので、狭心症や持病がある方は掛かり付けのドクターに相談してみてください。
フィナステリド
フィナステリドは前立腺の病気を治療するために使用されてきた薬なのですが、ＡＧＡの治療への有効性も明らかになり日本でも販売されるようになりました。男性ホルモンの働きを抑える薬なので、ホルモンバランスの乱れからくる副作用もあります。性欲減退、勃起不全等の生殖器への副作用と、やる気の減退やうつ症状が稀に報告されています。
天然成分
ユズやローズマリー、センブリ、トウガラシといった身近な物にも育毛効果のある成分が含まれています。皮脂の過剰分泌を抑えるダイズ、ドクダミ。頭皮を柔らかくするウメ、マロニエ。血流を改善する海草やニンニク、ゴボウ。挙げた物はごく一部になりますが、天然成分にも育毛に効果のある物が沢山あり、これら天然の成分は過剰に摂取したりアレルギーがない限りは副作用等の心配がないので安心です。
日本と国外では薬事法の違いにより、中には日本で禁止されている成分が含まれる物もあります。副作用の強い薬を使う時には用法と用量をしっかりと守り、きちんとした場所で買うようにしてください。
